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会長あいさつ

社会福祉法人 聖明福祉協会
会長 本間昭雄

視覚障害者の老後を明るく照らし
盲大学生に夢と希望の灯を
ともすために

社会福祉法人 聖明福祉協会の会長を務めさせて頂いております、本間昭雄と申します。

私自身、20歳のときに医療事故で失明し、一時は将来を失ったように感じ、苦悩の日々を過ごしました。そうした中、視覚障害者の福祉に役立つことを自分の目標とし、昭和30年1月、聖明福祉協会を立ち上げ、その後、視覚障害者宅への家庭訪問事業などの活動を経て、昭和39年、盲養護老人ホーム、聖明園を設立いたしました。現在に至るまで、全職員想いをひとつにして利用者の生活が、より豊かな日々となりますよう、日々努力しております。

聖明福祉協会には、大きくわけて2つの事業がございます。 まず1つ目は、視覚障害者のための老人ホーム、聖明園の経営です。曙荘、寿荘、富士見荘の3園を経営し、あたたかいケアにつとめ、地域福祉の発展にも寄与しています。

2つ目は、視覚障害大学生のための奨学金制度の運営です。 視覚障害を持つ学生に、夢と希望を持ち、豊かな人生を築いて欲しいという願いから、昭和44年に日本初の盲大学生奨学金制度を創設しました。現在、多くの奨学生が卒業後、弁護士や大学教授、音楽家など、社会の第一線で活躍しています。

こうして今日まで社会福祉の道一筋に続けられましたのも、全国から聖明福祉協会を支えて下さる多くの皆様のお陰だと大変感謝しております。本当にありがとうございます。

聖明園は、東京の西部、マラソンで有名な青梅市の小高い丘陵地にございます。まわりは緑に囲まれ、空気や水がきれいな、とても自然豊かな環境です。是非一度、聖明園をお訪ねください。園内をゆっくりとご案内させて頂きます。

社会福祉法人 聖明福祉協会
会長 本間昭雄

プロフィール